2016年2月20日土曜日

シワやたるみの本当の原因 | 表情筋トレーニングはしない方がいい



泣いたり笑ったり微妙な顔をしたり、わたしたちは17種類の表情筋を使って、色んな表情を作っています。
しかし年齢とともにこれらの表情筋は伸びてしまいます。古くなったゴムひものようなものですね。
そのため、皮膚を支えきれなくなって肌がたるんでいきます。この時シワもできます。

……というのが、いままでの美容界の常識でした。
しかし最近、「それは違うんじゃないか」ということが分かってきています。
シワやたるみは表情菌がゆるんでできるのではなく、拘縮する(縮んで硬くなる)ことによって発生する、ということがわかったのです。
つまり、筋肉が固く縮むことによってたるんだりシワができたりするのです。

顔に力を入れて、筋肉を思い切り縮ませてみると、顔中にシワが現れます。
反対に、顔から力を抜くと、シワは消えます。
これと同じメカニズムなのです。

だから、表情筋トレーニングで鍛えると、筋肉は引き締まってしまいます。
つまり、筋肉は縮むわけです。
ただでさえ加齢によって筋肉が固く縮んでしまっているのに、さらに加速をつけるのが表情菌トレーニングなのです。

皴やたるみを防ぎたかったら、表情筋トレーニングをしないほうが無難です。
口のまわりの筋肉を鍛える道具なども、同じ理由で使わないほうがいいです。
表情筋を鍛えることは、拘縮を進ませて、シワやたるみを悪化させることになるんです。



わたしも以前、ほうれい線予防の表情筋トレーニングをしていたことがありますが、この説を知ってすぐにやめました。
良かれと思ってしていたことが、実は老化を促進していたなんて恐ろしいなぁと思いました。


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