2016年2月19日金曜日

なぜ基礎化粧品が肌に悪いのか? 備忘録的なまとめ



肌断食を続けて2年以上経ちますが、ここで美容化粧品の界面活性剤がなぜ肌に害悪なのか、備忘録的におさらいしたいと思います。

肌の皮脂膜はほとんど保湿力を持たないことが判明しています。
だから「洗顔で落としてしまった皮脂膜は、クリームで補えば潤う」という理論は成立しなくなりました。
クリームはほとんど保湿力のない皮脂膜の代用品なので、いくら塗っても肌を潤わせることはできないのです。

それだけならまだいいです。問題はその先にあります。
クリームは肌に大ダメージを与えます。
それは化粧水の比ではありません。
なぜならクリームは、それ自体が水も油も溶かしてしまう界面活性剤だからです。
角層のバリアそのものをいっきに破壊してしまうのです。



肌の乾燥を防いでいるのは、角層の二層構造(いわゆるバリア機能)です。
界面活性剤そのものであるクリームは、細胞間脂質も角質細胞膜も溶かし、さらに細胞間脂質内の水油膜をも溶かして、角層の二層構造を壊してしまうのです。

こうなったら角層はバリア機能を保てません。
肌は水分が蒸発し放題。結果、酷く乾燥してしまうのです。



「でも皮膚科ではクリームを処方されるじゃないか」という意見もあります。
その理由は、皮膚科では薬をクリームに混ぜて使うからです。

クリームならバリア機能を確実に壊し、薬を患部に届けられます。
お医者さんはバリアを壊すマイナス面よりも、薬を届けるプラス面が勝っていると判断したときにのみ、クリーム軟膏を処方するのです。



このような怖い害のあるクリームを、朝晩二回、健康な肌に塗る必要はありません。
クリームだけでなく、美容液や乳液、クレンジングや日焼け止めクリームにも、界面活性剤が使われています。
これらを併用することによって、より肌が壊されていくのです。

わたしは肌断食を始めて、顔全体が赤黒くくすむことがなくなり、ニキビもできづらくなり、皮脂腺肥大によるテカリ肌からも解放されました。



すべて化粧品がダメだったんだな、と実感しています。
個人的にはオイルクレンジングに一番弱いです。
あれだけは、肌断食を知る前から使うのをすぐにやめています。


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