2016年1月29日金曜日

肌に油分を塗ると、逆に乾燥が酷くなる その理由とは



油分を肌に塗っても、肌のうるおいにはなりません。
これは現代の皮膚科学の常識になっています。

毛穴から出た皮脂も、肌の保湿に役立ちません。
時間とともに酸化して、肌への刺激になってしまうだけです。



よく「化粧水のあとは油分でフタ」といわれますが、この考えも誤りです。
水分の上に油分を塗ってもフタになりません。
むしろ炎症の原因になります。
毛穴の中で酸化・変性し、周囲の組織を傷つけるからです。

にも関わらず、油分を化粧品から補給していると、くすみやシミになってしまいます。



クリーム類などの界面活性剤は肌の組織を傷つけます。
そうすると、米良のサイトという色素細胞がメラニンを大量に作るようになります。
傷ついた肌を紫外線から守ろうとするためです。
メラニンが増えれば肌のくすみ、黒ずみやシミができるのです。


全身の皮膚を見ると、皮脂腺が少ない場所ほどキメの細かい綺麗な肌です。
顔の皮膚より内ももの皮膚が綺麗なのは上記の理由によります。

今の時期、つい顔にオイルやクリームを塗りたくなりますが、塗らないほうが綺麗な肌を保てます。
どうしてもと言う時は、ワセリンをオススメします。


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