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肌に油分を塗ると、乾燥がひどくなります。
「皮脂＝潤い」という公式は30年以上前の常識なのです。
現代の皮膚学では、皮脂は保湿をしません。
むしろ酸化して肌に悪影響を及ぼします。
油が毛穴に入りこみ、炎症を起こしてしまうのです。
これと同じで「化粧水のあとはクリームでフタ」という考えも誤りです。
化粧水の上にクリーム（油分）を塗ってもフタにはならず、逆に炎症の原因になります。
皮脂の少ない場所、腕やももの内側はキメの細かい肌です。
油分を補給しないと肌が乾いてしまうという考えは間違いです。
皮脂膜はうるおいを守りません。
保湿効果を求めてクリームを塗り続けると、肌トラブルが悪化するので注意が必要です。
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